木野英範写真事務所

木野英範写真事務所

カメラマンのスタジオであり、同時に多趣味な方であるため、それら趣味の道具をしまう器としても機能できるような建築が求められた。 内部は吹抜けと附帯スペースのあるスタジオ部分と、そこを見下ろすような形で設けた両サイドのフレキシブルな2F部分から構成されている。出入口を全開放することができ、パーティースペースにも、台風のときは車の避難場所にも、また子供の遊び場にもなる。鉄骨造の特性を生かしたシンプルな空間構成によって、当初掲げられたスタジオと道具箱といった異なる要素をミックスさせている。 外部は杉の無垢板を張ったタテの線を意識したファサードと、塗り壁で横のラインを強調した裏面とで表情を変えた。外部の閉鎖的なデザインとは異なり、内部はトップライトからの光で明るく開放的な空間に仕上げている。